ぐぎゅーー「ん……」
唸り声のような音で目が覚めた。外で犬同士がナワバリ争いでもしているのだろうか。勘弁してくれ、明日は早いんだ。夢の中に帰還しようと布団を被る。 下腹部に違和感を感じだ。「ん?」表面からカイロ、内部から保冷剤を当てられてる感覚だ。この感覚を俺は知っている。腹痛だ…… 心当たりしかない。消費期限1日遅れの弁当を食べた。もったいない上、とても腹が減っていたから。
今何時かは知らんが、一度布団に入ったからには出る理由にはいかない。体を横に向け腹を抱えて丸まる。収まってくれ!心の中で連呼し願う。が、冷や汗が汗腺から流れ始めた。腹痛は我慢でどうこうなるもんじゃない。
「無理!」瞬間、勢いよく布団を蹴飛ばし立ち上がる。家族を起こさぬよう、すり足でトイレへと向かう。汗のせいでフローリングがなかなか足を離さない。それでも俺は進む。決して!漏らすわけにはいかない!もってくれ!俺の……はらぁ?「ぶりぃぶりゅりゅゅう………」
寝静まった住宅街。響くはケツの悲鳴。 5分後、暗闇に光を放つものがある。星と街灯と洗面所。俺は今、パンツを洗っている。時刻は12時ピッタリ。「ミッドナイトにみっどもない……w」正面の鏡に映のは時計と俺。顔面蒼白生気無し。あの世のじいちゃんが迎えに来てくれそうだ。「この事は綺麗さっぱり記憶から流そう……」ケツぐちゃぐちゃ、トイレで流すものも無かったけど。
部屋に戻って早く寝よう。明日は絶対遅れられない用事がある。同じ日に2度も遅れるわけにはいかないからね。
1/27/2026, 5:42:56 AM