暗がりの中で、私は光を求めている。片手に藍丹を持って、たった1つの道をただひたすらに歩いている。目の前に光は見えているのに、いつまでも追い付かないままだ。今日も、またこの道を歩く。周りから、「まだ、目覚め無いか…」という声が聞こえた。あの人は何を言っているの?そんなことを考えながら歩いていると、ついに光の中にはいっていくのがわかった。けど、私は何か暗がりの中になにかを残してきた気がした。なんだっけ。私は一生思い出せないだろう。
10/29/2022, 7:17:03 AM