「青い風」 #53暁天の下、私の頬をふわりと風が撫でてゆく。青空の下、私の横をひらりと風が避けてゆく。黄昏の下、私の髪をさらりと風が揶揄ってく。月夜の下、私の涙をほろりと風が落としてく。可惜夜の下、仄青いそよ風が笑ってゆく。私たちの恋仲をくすりと風が笑ってゆく。その風を青と感じたのはきっとあなたに似てたから
7/4/2025, 2:05:45 PM