NoName

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君の目を見つめると、すべてを見透かされているみたいでさ、なんだか気恥ずかしかったんだ。
まだまだいろんな私を知ってほしかったな。
温かな君の眼差しが大好きでした。

もう二度と君の瞳に私が映ることは無いでしょう。
それが辛くて泣き明かした夜もあったよ。
だけどね、ようやく君の幸せを願えるようになったんだ。自分以外の誰かといる未来を心から祝福できるようになったんだ。

なーんて、最後まで強がっちゃう。
どうやら私は君のことがまだ好きらしい。

4/6/2023, 12:22:43 PM