Naru

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目が覚めるといつも思うんだ。
君が隣にいてくれた時間。笑ってくれた時間は戻って、、、、、、、、、、、こないんだなって。
そう思ったら寝ることなんてしたくない。でも寝なくても同じように朝は来る。明けない夜はない。
でも明けない夜を願っている。この気持ちはどうしたらいいかな?どれだけ夜よ明けないでと願っても朝は来てしまう。だったら俺は君に会いに行こうかな笑君のいない世界がこんなにも息苦しいなんて思いもしなかった。失ってから気づく君の大切さ。それを君に伝えたい。俺はいつまでこうしているんだろう。前を向かなきゃいけないのに鉛がついたように体が動かない。だるい。頭がぼうっとする。
いつになったらこの地獄から抜け出せる?そんなことを考えてからどれくらいの時間が経った?もう何年もこのようにしているような気すらしてくる。必要最低限の食事しかせず、毎日毎日部屋の中で一ミリも動かず考えても仕方のないことを考えている。
「直哉!いつまで部屋にこもってるの!桜ちゃんが亡くなったのは確かに辛いかもしれない。それでも前を向かなくちゃいけないの!分かるでしょう?桜ちゃんが亡くなってからもう三週間も経っているのよ?!いつまでそうしているつもり!辛いのはよくわかるわ。でも前を向くのよ!」
「前を向くだって、、、、、、?!母さんはなにもわかってない!なにが辛いのはよく分かるだよ!分かってねえからそうやって無責任なこと言えるんだろ!〝もう〟三週間も経ってるだって!?〝まだ〟三週間しか経ってねえんだろ!俺がどんなに桜を大事にしてたか母さんには分からないだろ!あまり喋ったこともないくせに!何も知らねえのに口出してくんな!もう、、、、放っておいてくれ。前を向くことは簡単じゃない。桜のいねえこの世界なんていらねえ!もういっそ俺を殺してくれ、、、」
「直哉!いつまで下を向いているの?そんなことを考えていたって桜ちゃんにはもう会えないのよ?!いつまでそんなことを言ってるの!」
「うるせえよ!会えないことなんか俺が一番よく分かってるよ!だから俺を殺してくれって言ったんだよ!」
「桜ちゃんだって直哉のこんな姿見たらきっと悲しむわよ?」
「とにかく今は話しかけないでくれ。」
悲しむ、、、、か。ごめんなぁ桜。こんな面倒くさいやつで。頑張って前を向けるように努力はするよ、、、、。もし前を向けなかったら桜に会いに行こうかな笑
次の日 
俺は久々に早く起きた。頑張って学校に行ってみようと思う。
「おはよう母さん。」
「直哉?どうしたの?」
「学校行ってみるよ、、、、笑母さんに言われて気づいた。確かにこんな姿見たら悲しむだろうなって。だから、少しずつ頑張ってみようと思う。」
「直哉、、、っ!ごめんなさい!お母さんあなたの気持ちも分からないのに無責任なこと言ってごめんなさい!」
「桜にかっこいいとこ見せないといけないしね笑大好きな桜にこれからかっこいいって言わせられるように頑張る。」
「無理はしないでね。もし辛かったらすぐ帰ってきなさい。」
「おお直哉。学校行くのか?」
「父さんおはよう。学校行ってみるよ。桜にかっこいいとこ見せないとね。笑」
「無理するんじゃないぞ!行ってらっしゃい。」
「行ってらっしゃい直哉!」
「行ってきます。」
そうやって家を出てきたはいいものの、さすがに早すぎたみたいだ。桜に会いに行こう。
「桜。久しぶり笑俺ずっと下向いてばっかで心配かけたよな?いやお前のことだからなにやってんのよアホ直哉って思ってる?笑今日は学校行ってみようと思う。またかっこいいって言わせられるように頑張ってくるわ!またな桜!」
そして学校につくと数人が話しかけてきた。
「直哉!久しぶりだな、、、!大丈夫だったか?結構病んでたって聞いたぞ、、、?」
「久しぶり笑めちゃ病んでたぞwでも桜にかっこいいとこ見せないといけねえから普通に来たw」
「いくらヤンキーでも病むんだなw」
「ふざけんなw普通に病むわw」
「まあなんかあったら言えよ!」
「なんかキャラ変わった?wあざす」
「変わってねえよ!wまあうちの高校のボスが病んでると聞いたら心配するだろうよw」
「ヤンキーなあwヤンキー戻ってもいいかな?w」
「お前にはヤンキーがお似合いだよ!w」
「ふざけんなよ!w」
女子も何人かいた。
「直哉くん!大丈夫?」
「おう!桜にかっこいいとこ見せねえといけないからさ笑」
「頑張れ!」
あと桜の親友だった桃葉にも声をかけられた。
「直哉おひさ、、、笑」

後で書きますね!この投稿の前の前のやつはちょっと進んだよ!ぜひ見てね!

7/10/2024, 12:43:36 PM