あの日世界はこう映ってた。地元の観光地だなんて思えないほど広大な土地にたくさんのお花畑で。別の国に来たんじゃないかって本気で思えるほどだった。大人になって訪れたそこはすでに閉鎖されて荒地になってた。思い出とはまるで違う場所。「こんなだったっけ?」よく思えばあれは私の体が小さかったからそう見えたのかもしれない。でもいつまでもその感覚と記憶が鈍らないので、わたしの中でここは別世界の場所。–忘れられない、いつまでも–
5/9/2023, 8:42:10 PM