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清澄な空気の中、
五線譜を背景に流れるような動きで、
たんたんとリズムをとって、
自分の体の思うままに自由に踊った。
漆黒の光沢のある薄い髪を、
辺りに振りまきながら。

少しすると、飽きてきてぺたんと、
その場に座り込んだ。
空を見上げ、
一面に広がるみずみずしさを全身で感じていたら、少しかいた汗が乾いていた。
もう居場所に帰る時間だな⋯。
腕と足にはお前は逃げれないと言わんばかりの重々しい金属。

一体、本当の自由ってなんだろうか。
反対に、本当の不自由ってなんだろうか。
正直言うと、もう答えは知っているんだけど、その答えを認めたくない。

,,,君の考えを聞かせてくれないかな。

4/13/2024, 12:18:36 PM