ばかみたい
そうあなたはいつも言っていた。
私が泣き虫だったから、、、、、
[ばかみたいだなこんなことして何が楽しいんだろな]
そう言って暖かくて大きかった
そんな幼なじみの手は
なんでかその時は同い歳には思えなかった。
いつもやんちゃで先生を怒らせてばっかの
彼の優しくどこか可愛い一面は
私しか知らないし、私しか見られない貴重な一面だった。
そんな彼に言われた
[お前さえ良ければ友達以上の関係になりたい]
そんな言葉を発する彼は今までのどの姿でもなかった。
弱くて自信がないそんな声だった。
縮こまって尻しぼむになっていた。
[ばかみたい私があんた意外と一緒にいるって思ってたの?]
私が彼の男らしい一面、可愛らしい一面を見る度に
少ないけど少しずつ彼に対して特別な感情を抱いていた。
[私の方こそよろしくね]
((こうして(俺)(私)がずっと好きだった人と無事結ばれることになったのだ))
お題(ばかみたい)
No.6
3/22/2023, 12:34:59 PM