街へ
どこへも行けない…と
嘆いてただけの過去(きのう)
動かない時計の針
睨みつけながら膝を抱え
この手は耳を塞ぎ
俯いたまま
何のために生まれ
与えられた身体を活かす術も知ることを
しないで
目の前に扉はあったのに
その向こうで私を呼ぶ聲を感じていたのに
扉の向こうは試される世界
光と闇が渦巻く街
目を見開き耳をそばだてて
知ろうとしなければ呑み込まれてしまう街
自分の心に気が付いたなら飛び出して行こう
街は未来(あした)に繋がる世界
遠くで手を振るシルエット
この喧騒の街を流されずとどまらず
泳いで行こう
安息の時間が私を抱きしめる日まで
1/28/2026, 12:18:18 PM