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『大好きな人』

私の名前は 春風 陽菜物心ついた時から絵を描いていた。
ひたすら絵を描くのは楽しいからか、独りを誤魔化すためか……
私には義務教育ぐらいは受けれた。
私の運命を変えたのは、中学二年生の頃だった…
『学年一かっこいい人』
がこのクラスにいる。なんてうわさがあったが、実際その人は不登校だし、ただ単に女子の願望だろう。
としか思っていなかった。
ある日、学校に登校して、校門をくぐったところで、どこからか分からない黄色い声援が聞こえた、何事だ?と声のするほうをむくと…あったこの無い、この世の人とは思えない男の子がいた。
私はすぐに理解した、(あの男の子か……)
その日から男の子はずーっと学校に登校した。
そして私は数日したら、気づいたら、あ、恋してる
でもそれは叶うはずがなかった、
私はブサイクだし、性格もいいとは言えない、、、、私なんて眼中に無いだろう。
そんなこんなで、休み時間に好きな人の絵を描いて居たら、
『あ、春風絵かいてんのみせて!』
「ちょっ……!」
最悪だ…いつもあの男の子と絡んでいるギャルのような子に絵を取られてしまった。
『え、これ快斗じゃん!うまっ!!ねぇ快斗!』
『ん〜?』
ドキッとした。まさか、見られるの、?それって私がいつも見てる事ばれるのでは???
なんて、嫌なことを考えていると
『え?これ俺?うまっ、…えっと、春風さんだっけ?』
「ぁっ…ぇっ…はぃ…」
話しかけられた…私はもうそれだけで胸がいっぱいになった。
『俺、成瀬快斗君は?』
「春風陽菜……」
『おっけー、陽菜ね、』
『ねぇ、春風!これからも絵見せてよ』
「ぇ、、うん、うん!!もちろん!」

もしこれが叶わぬ恋だとしても

『ははっ、よろしくね』
『よろ〜』


もう少し追わせて貰えないかな

4/2/2024, 2:25:14 PM