雪本惺月

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月が私を優しく包み込む
夜の端っこで夢を見る
絶えず働く信号機
気づけば根元まで燃え尽きた煙草
タクシーばかりが道路を走る
うたた寝をする街灯の下で
自分の影とバレエを踊る
少し遠くの空の色は
名残惜しそうな深紅の霞
このままここで
抱かれたままで
愛されたままで
小さく息をしていたい

3/7/2026, 6:21:53 PM