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自分の顔があまり好きじゃなかった。もっと美しければ、ずっとそう思っていた。
17の頃買ったリップは私を嘲笑うかのように丁寧にそこにあった。
それが気に食わなくて、私は真っ直ぐに色をのせた。
鏡は少し暗めの赤を映す。
綺麗だった。
ふと下を見ると、私の手元でレンガ色はただ微笑んでいた。

変わらないものはない

12/26/2022, 4:13:41 PM