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戦争と平和 君と最後に会った日

 「君と最後に会った日」この言葉から、私は、戦争や紛争によって大切な人、友人、恋人、家族を奪われる悲しみ…というものをイメージし、平和について考えてみた。
 
 人類は常に戦争を繰り返してきた。それは人々を恐怖で縛り付け、容赦なく尊い命を奪うものだと思う。
 我が国日本であっても、そういった侵略、戦争を繰り返してきた時代があり、第二次世界戦争中には自国・相手国共に沢山の命や物が焼き払われていった。
 近年のロシアによるウクライナ侵攻については毎日世界各国のニュースで取り上げられ、世界中から注目を浴びている。時折ニュースを見ると、ビルや建物が倒壊した街に自家用車と何台もの戦車が走っており、この現代においてもなお、リアルに戦争が起きていることを実感する。
 世界の人口80億人の内、戦争を身近に感じた人の割合は多いものではないかもしれない。だが、身近な出来事に置き換えることで少しだけ気付くことがあるかもしれない。例えば、家族で囲む食卓。もし戦争中の国であれば、家族が揃うことも十分な食事を摂ることもできなかったかもしれない。そうやって仮定して想像してみることで、自分とは無関係の話とは思わなくなるかもしれない。

 大切な人を奪われることは耐え難い悲しみだ。それが戦争という不条理なものによって奪われるなら尚更だ。
 今起こっている戦争に対して、一個人が出来ることはあまりないかもしれない。だが、多くの人が「平和」について考えることで未来の何かが変わるのではないか、とも思う。そうであってほしいと願わずにはいられない。

6/26/2023, 9:31:40 PM