『君と出逢ってから、私は。。。』
最近のお題は『タイトル』でなくて、『シチュエーション』が多いですね。
個人的には以前のように、何かの単語を与えられてイマジネーションを働かせるほうが好きなんですけど。
『シチュエーション』て話の幅が狭くなるっていうか、そこまで指定して貰わなくても結構、もっと言うならお断り、みたいな。
自分のことは自分で考えるから、なんてね。
可愛げの無いこと言ってますよね、無料で使わせてもらってるのに。
さてさて、私の年代では『君と出逢ってから〜』と言われると、米米CLUBが浮かんできちゃいます。
カラオケで良く歌ってました、米米CLUB。
ちょっと声が低い事もあって、女性のキーがしんどいので、米米CLUBだとかSMAPだとか、実はB'zなんかも。
まあ、そんなことはどうでも良いんですけどね。
この言葉ね、「そんなこたァ、どーでもいいんだよ」って新選組副長・土方歳三さんのセリフがあって、お気に入りで真似してたら、本当にどうでも良いことだなぁって思えてくる魔法の言葉です。
あと「こめけーこたぁ、いいんだよ(細かいことはいいんだよ)」とかね。
面倒臭い事をウダウダ考えてしまいそうな時、良い言葉です。
で、『君と出逢ってから、私は…』で思い出す映画は、『金枝玉葉 君さえいれば』ですね。
私の愛しの推し、レスリー・チャン主演の香港映画です。
アニタ・ユンという可愛いい女優さんがヒロインを演じています。
レスリーはレジェンド級の音楽プロデューサー。
どうもモデルは、ピーク時の小室哲哉さんらしいです。
今まで女性しかプロデュースしていなかった彼が、初めて男性アーティストを発掘するオーディションを開催すると聞き、彼に憧れるヒロインは髪を短く切り、胸をしめ男性と偽ってオーディションを受けることに。
アニタ・ユンは本当にキュート。
そして、ヒロインを男性だと信じ込んでるレスリーは、それでもどんどんアニタに引かれていき…
もう本当に可愛らしい映画です!
キャチコピーは『男でも女でも君を愛してる』だったと思います。
続編も作られていて、それもまた二人だけでなく出てる皆が愛おしくなる映画。
当時もう、レスリーはバイであることも、彼氏と同棲してることも自分からカミングアウトはしていないけど、聞かれれば否定や誤魔化しはしていない状態でした。
そのレスリー・チャンが、自分がゲイかもと悩む映画なんてって世間けっこうどよめいたのですが、当人はそんなことも大きく包んじゃって揺らぐことなく、素晴らしい映画を作り上げました。
まだまだ香港映画といえばカンフーみたいなイメージがあったのですが、最高に素敵なラブコメです。
力一杯お勧めなので、ご覧になって欲しいです^ ^
5/5/2023, 1:34:59 PM