No name

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今日はなにかいつもと違う日な気がする。あなたと二人で話しながら歩く夕方。なんでだろう。なんであなたはそんなに暗い顔をしてるの?私と話してるんだから笑ってよ!なんて言っても君は反応してくれない。「あぁ、君が最後に笑ってくれたのは今日みたいな綺麗な空の日だったね。」あなたが呟いたその一言で私は全てを理解し、頬に涙を流した。

解説
女の子は自分が亡くなっていることに気づかず、女の子の死を目の前で体感した男の子はその女の子が見えるようになってしまった。男の子はそんな女の子と何日も話していた。でも、なくなってから1年経った日。空が綺麗で。少し呟いただけだったけど振り返ればもう女の子は(成仏して)居なくなっていた

10/18/2022, 2:36:55 PM