あのひととの行為に私、何も求めていないの。ただ、朝方のひどい稲妻のそばで、ぎゅっと手のひらを絡めてくれる、それだけでうれしいの。そんなこと、ただひとつ言っていたあなたは、朝にひかる雲の鱗のように海に沈みましたわたしはあなたの住む街にあなたと行きたかった、この脚でこの地を踏みしめるとき、いつもそんなことを思う
1/29/2023, 5:58:19 AM