何もいらない
この後に続く台詞はお決まり!
「貴方さえいれば!」
自分小学5生年ぐらいの頃、同じ団地の1階に越してきた若い新婚さん!
覗くわけでもなく、ベランダの柵の隙間から、朝、学校に行く集合の時に、見てしまった!
ガランとした部屋に蒲団だけ、スッポンポンの丸裸の男女ふたり!
子供目にも女性の方は、かなりイイ女!
「朝から良い物を拝ませもらいました!」と誰にも内緒でウヒョヒョ!
赤チンチン(赤提灯🏮)って感じで、あと、夫婦(めおと)茶碗ぐらいしかなかっただろうな!
少しの洋服あっただろな?
今思い出しても羨ましいくらい裸ぐらしで貴方と私以外“何もいらない”みたい!
その後、その丸裸のふたりに子供ができた!
イイ女はスッカリおばさんになってた!
子供ができたら金とか物とか御入り用かな!
自分の親なんか、自分が生まれ時、四畳半一間の木造アパート暮らしだった。
木製の赤ちゃん寝床と天井から吊されたグルグル回る赤ちゃんあやし以外、蒲団と少しの服と夫婦茶碗ぐらいしかなかったみたい!
勿論、お金も!
桜荘(サクラそう)って親は言ったけど、古い地図では桜アパートと記されている。
母は戦後ぐらいまで「おひーさん」て言われて育った!薩摩藩のお姫様だった!
従姉妹も結婚した時、四畳半から生活始めてた!実家は花屋さんでけっこう裕福なのに!
無論、旦那様は安月給だけど!
「“何もいらない”貴方さえいれば」って言われて結婚したいな!徳博🥳
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4/20/2024, 11:33:57 AM