「また明日遊ぼ!!」
君はそう行って去った。
また明日なんて来なかった。
僕は泣いたよ、もう君と遊べないことを悲しんで。
小学生ながらに僕はボールを持って君と遊んだ公園に来た。
「遊び相手…居なくなっちゃった」
僕はずっと、一人で君がいたときのことを思い出しながらボールで遊んだ。
何年立ったのか僕の姿はあまり変わってないのかもしれないいわゆる童顔ってやつなのかな?
今君がどこでなにをしてるのか僕にはわからないけど出かけるたびにあの公園を思い出すよ。
また明日、そんな言葉が懐かしく思えるように時間が経ったし来る人も変わった。
君もいつか会いに来るのかな?
あのとき君が赤信号で飛び出したとき僕が庇わなければ君は死んでた。まるで漫画みたいで僕はヒーローみたいなもので、僕は誇らしかったよ君が生きてて良かった。
「ごめん…ごめん…俺が俺のせいで」
「いや?君のせいじゃない、あれは仕方のなかったこと」
「俺が死んでれば…」
「そんなこと無いさ、ただ今があるだけだよ」
「それじゃあ…また明日な…」
うん…それじゃあ、また明日頑張れよ『勇気』
「あぁ…言ってくる」
最後の言葉は聞こえたのかそれはわからないだけど勇気がこれからまた明日と言って進めるように祈ってる。
あの世の親友より
[また明日]
5/22/2024, 1:57:42 PM