琥珀川

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どんな雨に降られたって、彼は下を向かなかった。
何故ならば、彼は雨上がりの虹を見たかったから。
どんなに風に吹かれたって、彼は足をとめなかった。
何故ならば、誰かの夢の架け橋になりたかったから。
そんなヒーローみたいに輝く、
どこまでも泥臭くて人間らしい彼を、誰も憎めない。

7/29/2022, 10:40:45 AM