忘れたくても忘れられない
28年前の高校3年生だった夏休み
僕は尾崎の影響もあって高校を辞めることにした
友人-「おい!星矢(仮名)おまえ、学校辞めるんだって」
僕-「あぁ」
友人-「辞めてどーするよ」
僕-「オレは海賊王になる!」
ってのは冗談で、話を2行目まで戻しますw
高校3年の1学期に中退したのは事実。
それから夢を目指すために、美容師になろうと学校を辞めた。
すると友人が送迎会を行なってくれた。1990年代、流行っていたカラオケBOX。クラスメイトが沢山来てくれた。部活の仲間も集まってくれた。僕のために。少し恥ずかしいかったが、とても嬉しかった。
そんな中、当時僕が選曲した曲が
近藤真彦さんの「北街角」
テレビCMかなんかで流れていた曲、ジャニーズが特別好きだったわけでもなく、マッチさんのファンでもないし、さりげなくギンギラもしていない。僕はカラオケが得意ではなかったし、歌うと高音が直ぐに裏返って、低音は声が小さくなりあまり歌っているのかいないのか分からなくなる。そう僕はカラオケが苦手だ。
しかし、みんなでワイワイするのが好きだった
なんかよくわかんないけど1日中ずっと笑えていた時代
「だれぇ、これ選曲した人〜」
ブッ刺さった
忘れたくても忘れられない
感謝と切なさと気まずさが混沌としていた
マッチさんは悪くない!
僕も悪くない
だれ〜と言った人も悪くない
だれも悪くない
だからそんなことは忘れて夢に向かって美容師を目指した
その12年後、人気店のラーメン屋で働いていた
「へぃ!いらっしゃーい!!」
10/17/2022, 8:39:04 PM