ぼくは時計を持っていない。日の出を見て 朝を知り、お腹の音で朝食にする。太陽が高いところにある時には 海へ。青い空がぼくを出迎える。白い浜辺で探すきらきらの貝殻。空の宝石が星だとしたらこれは海の宝石だな、なんて思いながら,水に濡れてにじいろに光るそれを太陽にかざす。あっという間に時間が過ぎる。沈む夕日を見て 日没を知る。袋いっぱいの海の宝石を持って急いで君のもとへ。早く見せたくて 家まで駆けてく。
4/7/2023, 3:05:55 PM