made of anxiety

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無題

窓越しに見る世界が私にとって多少安心するものであるならば、ファインダー越しの世界を見るのはどうだろう?

ずっと写真を見るのは好きだった。そこまでのめり込んだ事はなかったが。特に旅行先でファインダー越しに見る世界は素晴らしいと思う。何よりその時の空気感をそのままに好きな様に切り取る自由が心地良い。ただ困るのは、時々自分が何を撮りたいのか何を感じているのかが全くわからなくなるという事。あの無の感覚が私を混乱させ不安になる。

写真を撮るなら私が何か感じたもの、浮かんだイメージに近いものを撮りたい。一番撮りたいのはもちろん彼。空、それから動物、あとは妹夫婦や姪、甥、木と水のある風景とか、ぐっときた人物のポートレートを撮りたい。

つまりこの世の中にある、私の特別好きなものは勿論の事、その瞬間瞬間の自分の中に感じた「素敵」をもっと素敵に撮りたいんだとそういう事だと思う。そしたら生きていくのも、少し怖くなくならないかな?あー..でも隣に彼がいてくれて、一緒に笑えたらそれだけでもパワーを貰えそう。

もし出来るなら、親の写真も撮ってみたい。もうちょっと心身が整ったらそこも考えて見ようと思う。

7/12/2023, 6:55:32 AM