記論落-桜桃〆

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書く習慣/82日目。

「 繊細な花 」…


繊細、意味は…
形が細くて小さく優美である様子や、
転じて感情などが細やかな様子。


💐( ^ω^ )優しくするのじゃぞ。

特に、毎日ネタをぶっかけすぎると
ネタの内容が尽きるのでちょと
 短い 語りを作りますわ。


 ーー創造花マリオネットーー

〈カチカチ…カチカチ…〉
その音が止むと、
柔らかにオルゴールの音が鳴る。

「何で…泣いてんだよ」

…彼女はとても繊細だ。
とても、手先が器用で技術があり、
彼女が作る造花はとても綺麗だ。
少し、触っただけでも危ういほど…
本当に繊細な花だ。

とても、優しく…共感してくれる
繊細な性格だ。
とても細かい…だけど、
一本、ほんの少し外れちゃうと
すぐに崩れてしまう。
彼女も彼女が作った花も
とても繊細だ。

俺は、不器用だ…
 不器用な男(♪)だ。

彼女には良く仕事がくる、
その為、忙しい彼女の代わりに、
家事や育児の全般は俺がやっている。

不器用が裏目に出て、
失敗することがある…
俺の稼ぎは彼女の5分の1〜2くらいだろう、

迷惑かけられないのに、
料理の時はいつも手伝ってもらっている。

彼女「あなたを見ていると心配だから」

  「私が居ないとダメでしょ」

この言葉が、
子供の時からずっと聞いていた。

聞いていた…今は、


     聞こえない。


身勝手な社会が、無責任な奴らが、

 俺は、涙していた。

行き場の無い感情が、
心配する娘に迷惑をかけてしまう。

洗濯に掃除や料理が
思う様にできずにいたが、
娘の優しさで、一緒に家事をやってた。

そんな、ある日…

遺品整理をしていた時だ。

それは突然だった、

久々に帰国して帰ってきた娘の兄が
何か大きな荷物を持ってきた

兄「とても繊細なモノだから気おつけるのよ」

その繊細なモノは、

彼女そっくりな人形[マリオネット]があった。
その人形には、彼女の造花で彩られていた。

娘「ママだ」…

俺は驚いた、
近くで見ていた俺が言う…

彼女が作る造花に似ているが、
それよりも微細で細かく丈夫な作りだった。

兄「号泣するなよ、親父」

そう言うと、彼女が大切にしていた
彼女の師匠から貰った造花を持ってくる、

〈カチカチ…カチカチ…〉
その音が止むと、
柔らかにオルゴールの音が鳴る。

その彼女そっくりなマリオネットは、

    泣いていた。

俺「何で…泣いてんだよ」

そのマリオネットは、再開に涙していた。

彼女と瓜二つの様に完璧に、

完璧に…繊細な心も。

俺はいつのまにか泣いていた。

彼女そっくりのマリオネットは、
俺に手紙と造花を1つ渡す。

その造花を見れば理解できる。

彼女の創造した花だ。

 「ありがとう」

…これからも、ずっと。

繊細で、

 可憐な花(♪)である様に。



作品、【R.s.༗】より。


伊永巳 久蔵 & ベリア・R・アレイス
セリフ…
「傀儡師は、人形に魂を与え生きた舞を与える。それが、客に送る…私と人形の共演だ。」



      END


・・・さてさて、

今回は、
自称 小説家のライトノベル違いの
ダメダメな作者、
記論落-桜桃〆が お送りしました。
( [キロンラク-オウジョウ]〆 )

いつもの私の書く習慣と違って、
いい感じに終わらせていく!。

私の心もいちょう繊細な花だから
冷たい目で優しく見守るのじゃぞ…?


では、また明日…

  君の繊細な花は丁寧に咲いていた。


             \_(^꒳^)

6/25/2023, 11:31:37 AM