たそがれ「ねぇみてあの夕暮れ。綺麗なグラデーション。」そう言って君は、明日の方向を指差して目を細めて笑った。君の瞳の色は、いつもより薄茶色に透き通っていた。6時、高架橋に1人。オレンジの情景に染まった君が目に焼き付いて離れない。
10/2/2023, 12:51:51 AM