暗月

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夢が覚める前に、

私は毎年1度だけある夢を見る。その時必ずある男の人にで会う



今日は学校で山みたいな森みたいな場所に来ていた
登山でもするんだっけか、うーん…思い出せない
とりあえず先生らしき人の話を聞いていよう

「えー、今から行動内容を説明するからちゃんと聞いておけよ」

そう言い説明を始めた
どうやら山を通りある場所へ行くらしい
その道中には結構険しい場所も行くのだと
まぁこう言う時は皆に付いていけば問題ないだろう
私は皆よりも体力が結構少ない方ですぐ疲れた
歩く足がゆっくりになってきたとこで
いつの間にか回りにいたクラスメイト達が見当たらない
最初から一人で山に来たかのように人の声は一切聞こえない
まず感じたのは怖い、ヤバイ、遭難したか?!の3つ
私はパニック状態におちいりとにかく明るく光が届く場所に進んだ

しばらく歩いているとやはり疲労が来る
川付近に出たので一回心を落ち着かせようと言うことで
その場に座り込み川を眺めていた
足も悲鳴を上げていたからだ

と、そこで

「え、君なんでここに…?」

そう聞こえた声の低さ的に男の人だろう
その人の容姿とかは全くもって覚えていない
私は人がいたのも気づいていなかった
そしてこの人はいつどこで会ったのかわからないだが、知っている
男の人を見て何か違和感を覚えた
何に違和感を感じるのかも分からない

「私は貴方にいつ会った?貴方はだれ?」

「あぁやっぱりか…覚えていないよね
 俺は君に年に1度あっているんだよ毎年君は俺がいる場所に迷い込んでくる」
んー前回は海の近くだったかな、とぼやいてこちらを見る

ははは、君はいつ俺のことを覚えてくれるかなぁ

どうだろうね私は君に無意識に会いに来てるすがる人がほしいかのように、

これが夢だから貴方の容姿も声も会話もあまり思い出せない
夢が覚める前に一つ聞きたい
貴方の名前
忘れないように頭に刻んでほしい
私は貴方をもう忘れたくない
だから、
もう一度今年も会いに行かせて下さい
去年の夢を引きずりたくない

「お願いだから、貴方に、会いたい、」

3/20/2023, 6:44:50 PM