七紫

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幸せとは。
幸せって、願ってすぐ崩れるもんだと思うんですよ。地震もそうでしたし?(何回掘り返すんよ)
でも、強く願えば願うほど、その願いの高鳴りは早くなって、先に爆発すると思うんです?
ということで、そういう小説を書きます。
では、どぞ!




隣の家の家族は、全員誰かに殺された。
その事件から一ヶ月ほどは、僕たち家族も怖かった。
しかも、残ったと言われている犬が、最後の人間、男の子を殺したと言われているのがいちばん怖い。

僕は願ってた。
早く僕たちに幸せが訪れることを。
願えば願うほど、思いは募っていった。
その鼓動が段々早くなって行った後に、爆発した。
僕は殺してしまった。
みんなを自分の近くに置いておきたくて。
何が起こるかわかんないし、ただ怖くて怖くて恐かったから、自分の近くにいて欲しかった。

ずっとずっと永遠に。
僕だけを見て。僕だけを愛して。
他の人なんて目に見えないようにしてあげたから、僕だけを見つめて。



過去に悲惨な事件があった。
ある一家の家族が皆殺し、その隣の家の家族も、一ヶ月後誰かに殺された。
そしてその隣の家も、その隣の家も。
連鎖を飼い慣らしたようなタイミングで、悲惨な事件が次から次へと起こり、連日ニュースで放送され、世間を惑わせた。
そんな事件の概要は、人のメンタルと思考によるものだったという。
家族と離れたくないがために、自分を見てほしいがために、色んな家庭環境の家族を巻き込んで、思考と事件は連鎖して行った。

人間の思考というものは、理性を失えばただの獣。次から次へと流れてくる情報だけが頭に残り、自分の行動が、自分にでも制御できなくなる。

人間は獣。そして十人十色。
だからこそ世界は面白い。
だからこそ、世界にはまともな人間がいないといけない。
世界中が理性を失う時、それは思考によって行動が制御出来ない時である。
幸せとは、人が居なくなった時に自然界に現れる希望なのだろう。





いつもの如く、勢いに任せて書いたので意味不明な点あり。
個人的に過去一長い。ww
最初の方の、犬のお話、前に書いた家族をろしてしまった…みたいなやつです。
去年の12/7の【部屋の片隅で】っていうテーマのやつです。(いまみてきた)



133テーマ【幸せとは】

1/4/2024, 10:31:58 AM