たまにはご褒美もいいだろう。休まずずっと勉学に熱を入れていたから。子供の頃食べたあの飴玉を思い出す。母にこう強請った「たまには飴を食べたい」。すると母は呆れたように飴を買ってくれた。縁側で飴を頬張れば「ふふふ」と笑った。舌でカラコロ転がすと甘く美味しく。たまには噛んだこともあった。そうだ飴を食べよう。あの頃を思い出すようにして、飴を食べよう。たまにのご褒美だ。あの飴を食べようか。
3/5/2024, 11:50:56 AM