胸の鼓動
はたちの頃、男三人でディスコにいった。知り合った三人の女の子(多分高校生3年か?)と仲良くなった。友達の軽の車の中で僕はその内の一人の子と運転席と助手席で夜中にピッタリくっいていた。その子の心臓は張り裂けんばかりにドキドキ💓していた。その子の胸の鼓動には申し訳ないが、期待に応えることは当時の僕には出来なかった。
それから、十数年後、ノストラダムスの大予言の天の大王が空から降りてきて世界が滅亡するとか言う年(諸説有り)に、僕は死にかけた。下血がひどかった。大学病院行った単なる痔なら市民病院へ行くように言われた。そうしたが良くならなかった。国立病院へ行った。明日手術だと言われた。保険も金もなかったし殺されると思って行かなかった。
貧血で2回意識がなくなった。他一回は意識が少しずつ少しずつ薄れてこのまま死んでいく、何も良い事がなかったな、とか思っていたら、胸の鼓動がまるでマラソン大会でラストスパートしてもうこれ以上の苦しみはないとばかりにドキドキ💓した。スーと眠るように死ぬならまだしも、余りの苦しさにコリャ何とかしなければと思い、医学書とかを読み漁って、何とかした。 23作目
一見健康そうな😛 徳博
9/8/2023, 1:07:46 PM