幼い頃に遊んだ、遊具達力一杯駆け回り揺らして、揺られて一生懸命にはしゃぎ通したこの場所はなんでも知っていたささいな喧嘩で仲間はずれにされた私の事も小さな声で、ごめんね、と謝ってきたあの子の事もいつの間にか、キィキィと音を鳴らし握りしめた手は茶色く汚れるようになった一つ、また一つと仲間を失い今はただ、"立入禁止"の文字を風が揺らす音が響くだけ
12/27/2022, 5:58:53 AM