キミニアイタイクテアイタ…

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微熱少年…monotone boy

そんな頃も…



恋をした夜に…

今夜みたいな寒い夜

君に会いにいく…

海辺の町


国土をひたすら南下して

海が見えたら左に曲がる

指先や掌を信号待ちの度に

グローブ越しにエンジンで手を暖めて

海風は冷たく吹き付けるけど

君の笑顔が浮かぶ…

次の信号待ちまで寒さも飛ぶ!

沖に浮かぶ灯台が見てきた

後13キロ!


また浮かぶ…待ってる君が…

左のローソン 右に交番

ゲートが見えた…

笑顔が近い…

君に会える…

早く逢いたい…

勾配キツイ坂を上がり…


俺のホークスのスタジャンを…

着た君…♪


寒いのにゲートまで…

寒い中…ありがとうって…

お互いに…


5分だけの2人の時間

おとうさんお母さんがいいよって言ってくれた時間

受験生の足りない時間…


もちろん少年が無茶して飛ばしてきたことを

おとうさん お母さんは知らない…

心配かけるし…(笑)



長い時間をかけてきたことは

好きな人への想いで…

大切な事が伝わればねぇ…

monotone微熱少年です



おとうさんお母さんにバイトの店長からお奨めな

流行りの和菓子を貰ったから渡してもらったりとかも…



それで


「親も同じ人だからね…」

「俺らと同じだよ…」

「むかつく事もあるよ!」

「許してやろ…ねぇ!」


そうとか言って帰る…

大事にハグとかしてからね…♪(笑)

あの娘の笑顔を明日の力にしてね…

もちろん…

連れて帰りたい想いをおしころしてねぇ…

またひたすらに飛ばす…

朝から学校なんでね…(笑)



遠い大昔 無口な兄が好きな人に逢いに

毎週末深夜仕事終わりから福島から神戸まで

毎週…高速をかっ飛んでた…

俺にはそれが見本になってくれてた

痛みも苦しみも切なさも全部知ってた…

今を大事に真っ直ぐな気持ち大切に…

そう見えいて思えた兄の背中と

ボロボロの錆びた日産のサニーカルホルニアバン

兄も俺も大人になってだいぶたつけど…


今のmonotone微熱少年少女達に

俺の過去はどう見えるのか?昭和の置き土産だね(笑)





11/26/2023, 11:25:59 AM