「きみのいる日々」
もしもあの日出会うことがなかったら
もしもあの日きみじゃない誰かだったら
今の僕は何をしていたのかな
この並木道を通ることもなく桜を見上げることもなく
きっと違う時を過ごし生きていたのだろう
きみで良かったよ、あの日そこに居たのがきみで
明日の予定も約束も全部が宝物のように輝いてるんだ
ウンメイもキセキも要らないから
いつまでも続け、きみのいる日々
アシタが雨なら他愛のない話をしよう
いつものソファーに座ってコーヒー片手に暇をつぶそう
アシタが晴れたなら海に行こう
誰もいない砂浜に座って二人だけの特別な時間を過ごそう
ありふれた幸せに神様なんて要らない
信じてるんだ隣で笑うきみのこと
一秒毎に進む時のなかで
いつだって見てる、きみといる未来
明日、もしも世界が終わるなら
離れないようにその手を握ろう
弾き出された真っ暗な宇宙の中でも
温もりと心音が分かるように
きみの手を手繰り寄せて抱きしめよう
不幸だなんて思わせない
あの星の中じゃ叶わない共に終われる幸せと
浮かぶ涙に囲まれながら君にそう囁やくよ
きみで良かったよ、ここに居るのがきみで
花も川も太陽も全部が宝石のように輝いてるんだ
ウンメイもキセキも要らないから
いつまでも続け、きみのいる日々
5/14/2023, 12:02:51 PM