定規

Open App

雪白のかんばせに咲くその小さな梅の花弁を開き
思いを告げた君が忘れられない。
僕の心に傷を残し、
風のように僕の手からすり抜け散ってしまった。
あの時僕はあの想いに応えれば良かったのだろうか。
今では済んだ話だ。

僕のPCのホーム画面には未だ、彼女の遺書が貼り付けられている。

5/9/2023, 2:16:37 PM