特別ってなんなんだろう、そう考えていた。でも失って初めて分かった。「ユリ、嘘だよね?死んだフリ?ねぇ…」私には君しか居なかった。布団に横たえられた彼女は、もう笑顔を浮かべることはなかった。笑うと弾ける明るさ。私の傍にいてくれた。ずっとずっと。だから。だからか。「気がつけなかったね。」ありがとう。なんて言葉ももう届かないけど、私にとって君は。特別なんだ。
3/23/2024, 2:52:06 PM