「力を込めて」
2人目の子供が生まれたとき、子乗せ電動自転車を購入した。
なかなかの出費ではあったが、子供2人と一緒に移動できるため、とても便利である。
日常的に自転車に乗るのは、高校生以来だろうか。
自宅が標高の高いところに位置しており、学校まではほとんど下り道だったため、楽に登校ができた。
しかし下校となると、精一杯力を込めてペタルを踏み、坂道を登る必要があった。
夏場は汗だくで、来ていた服はびしょびしょになり毎日大変な思いをしていた。
今では、あの頃のように坂を上ることはほとんどなく、前後に子供を載せながらでも電気の力ですいすい進むことができる。
かつての自分のように、一生懸命自転車を漕いでいる学生たちには、心から熱いエールを送りたい。
10/8/2023, 3:46:42 AM