「どーんなぁ色が好きっ?」
「あなたはみどりかしら!あなたを表すには、ぴったりな色ね」
少女は足取り軽く歩く、歩く。
「みーどりぃ色が好き」
「いっちばんさいごまーでのこるのはー」
「みーどりぃのあーなーたー」
歌い終えた少女は、大木の前で静かに立つ。
「好きな色って、一番に使うよりも、一番に長く使いたいでしょう?」
彼女は大木を、愛おしそうに、猫を愛でるように、愛に満ちた優しい瞳で見つめていた。
#2024.6.21.「好きな色」
ひなた誕生日おめでとう!
大木と少女。
みなさん好きな食べ物は最後まで残す派ですか?最初に食べる派ですか?
汚水藻野は当然最後まで残す派です。
6/21/2024, 12:31:55 PM