haruno

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やさしい雨音


いつもと代わり映えのない朝。
何か一つでも変わっているとしたら私の気持ち...かな。笑
なんでだろう。誰かに話を聞いてもらいたい。


「【ふと携帯を見ると友達からの連絡がきている。
 いつもならすぐに返信するのに...
 なぜか今日はそのままにしておきたかった。

 少し時間が経つと友達から電話がきた。
 『⋯あ、もしもし?今日さー、雨降ってるじゃん?
  この前話してたカフェ行くの他の日しない?』
 『了解!また晴れてる日にでも行こ。
  どうせならゆっくりしたいし』
 『うん、じゃあまたね〜!』

 ...何しようかな。結構楽しみにしてたからなぁ...
 なんて考えながらふと窓を見た。
 静かな雨音が響き渡っている。

 ...あ、あの子から電話だ。】



 【失恋した。
 ずっと仲良かった幼馴染に、
 ...知らなかったんだ。あの人に相手がいるなんて。
 こんなに仲良かったのにさ...
 そんなこともわからなかったんだ。
 ...あーあ、辛いなぁ、笑


 それでも唯一変わらないのは静かに降り注ぐ雨。
 雨はさ、降っても降っても止まないことだって
 あるじゃん?
 いつもは雨降ってるの嫌だなぁとか思ってたのに
 今じゃ止まないで欲しいなぁ、って思ってるの。
 この雨が振り続けてる間まではまだあなたを
 思うことを許してよね...!笑】」



「...少しでも落ち着いた?」
「うん。ごめんねこんな時間に」
「いいのよ!あたしも予定なくなっちゃってちょうど
 良いタイミングで電話かけてきてくれたし!」
「ほんとにありがとう!おかげで落ち着いてきた。」


雨音が心地良い。私の気持ちが消えることはないけれど
あなたと出逢えて本当に良かった!

...あの子とお幸せにね!

5/26/2025, 6:57:05 AM