M氏:創作:短編小説

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「コレは〜…寒い」
「コレ着てたな〜」
「ヤダコレ型崩れてる〜絶対お父さんが洗濯したやつだ〜」
「コレ可愛い〜うちセンス良!」
「こっちは着そうだけどこっちはな〜」
「うちってワンピ着ないんだな〜」
「え?最近ハマってるメイクに合わん」
「去年どんな顔してたっけ?」
「うっわぁ嫌〜そうだこういうのしてた」
「コレ今年も着よ〜」
「ぁ゛、んぃ〜コレあんま似合わんって言われてたやつ〜」
「でも可愛いんだよな〜」
「いや、メイクちょっと変えれば行ける?」
「アクセ買っちゃお♡」
「コレ欲しい服に合うもんな〜」
「可愛い!採用!」

『瑛梨〜?アンタいつまでやってんの〜』
「ごめん!今めっちゃノッてきたからご飯後で!」
『早く食べなさいよ〜』
「はーい!お母さん!着ないのって古着に売って良い?」
『従兄弟にお下がりしても良いんじゃない?』
「あーそっちもあるか〜じゃあ分けとくから残ったのは売っちゃうね〜」
『そうしなー』

「んでこっちは着るやつでアレは着なくて」
「今年流行りの色なんだっけな〜」
「ヤダすっごい可愛いの売ってる〜欲し〜」
「また買いに行こ!」

「お母さん着るやつ1回洗濯して〜!」
『アンタ少しは自分でもやりなさいよ』
「家に居るうちはお願い♡」
『仕方ないわね〜』
「ありがと〜」
『やっとくから早くご飯食べなさい』
「はーい!」


題名:衣替え
作者:M氏
演出:🍤


【あとがき】
会話だけの小説は初めて書きましたね
こんな服かな、あんな服かなって皆様が想像を楽しめる範囲の会話にするのは難しいかったです
ですが日常会話で“多分こうしてるのかな”が伝われば良いですね
出演してくれた彼女のようにオシャレさんな人は衣替えも一苦労しそうです
M氏は服に無頓着な方なので着れれば何でも着ますね
周りに似合うよと言われたら“じゃあコレにするか”くらいで
着れるうちはどんなに流行りに合わなくても着ます
なんならジャージでも着てろよと言われた時に学校指定ジャージを着てたくらいです
オシャレさんな事をしてないので表現が難しく書くのも少し一苦労でした本当に
読んで頂きありがとうございました

10/22/2023, 10:51:24 AM