〚今日のお題〛〚街の明かり〛〚ありさの小説〛〚オリジナルの小説〛
キラキラ輝く繁華街のネオン。空を見上げれば
綺麗な夜空がチラホラ見えるの。記憶の中で笑うあなたと私はいつも星空を見上げて言っていたの。
私には夢があってあなたにも夢があった。
だからお互い夢を叶えて幸せになろうと約束してたの。そう、あの日が来るまでは。それは突然の事故だった。彼の運転している車と後ろから来た飲酒運転、
猛スピードの車に跳ねられて彼は宙を舞った
クタクタの身体で家に帰ってきて母親から真っ青な顔で告げられる。ねぇ、あんた!!〇〇くんの
病院までお父さん送っていくから行ってきなさい!!
〇〇くん、事故にあったんだって!!私はえ、
ただすくむことしか出来なかった。そして父親は
私に声をかけた。ありさ、お前は〇〇くんの彼女だろう!!急ぐぞ!!私たち家族は彼の待つ病院に
車で急いで行った。けれど運命って残酷で。
彼の両親がありさちゃん…〇〇ね、うわあああーーーーんと泣き出した。お、おばさん、もしかして
!?!?私は恐る恐る彼のいる病室にいく。
すると真っ白なシーツを顔にかけられた彼。
そして私は彼に対して話しかける、ねぇありさだよ、
〇〇、わかる!?!?ねぇ!!目を覚ましてよ!!!
わぁああーーーーーん。。。そして私たちが泣きじゃくる中白衣を着た医師がこう告げる。最善は尽くしました。ごめんなさい。看護師さんは深深とお辞儀をしてどこかへ消えていく。。。そして私は彼の両親と
泣いた。そう、私のお腹には小さな小さな生命が宿っていた。そのために彼は毎日毎日
働いていた。夜のネオン街の街を見下ろしてくる、
1人寂しく街のネオン街にフラフラと歩き出す。
あぁ、ここあなたといったなぁ
真っ白な息が私を詰まらせる。
そして、、、ドンッと大きな音が出た。
彼と同い年くらいだろうか、私はその人のカバンと荷物とぶつかった。大丈夫ですか!?!?ごめんなさい、泣きながら書類を拾う。そしてその彼が
呟く。ねぇ大丈夫ですか?あそこで飲みません??
小さな公園で私に飲み物を買ってくれた。
どうぞ、と。
名前なんていうの?僕は
翔っていうの
あなたは?私は
ありさ。。。というと
翔は優しく抱きしめた。
もしかして、何かあったの?
私は翔さんに洗いざらい話した彼は
亡くなった彼の代わりにはなれないかもしれない。
僕と仲良くなろうと
…何年後でもいい
好きになろう
そう決めた
そしておばさんとおじさんと
両親が
ありさ!!こんなとこに!!
あら、ありがとうございました…💦💦すみません、
って、翔くん??と母親がいう。
え、知ってんの??うん、私の高校の先輩の
息子笑笑
えーーーーーーー!!!
僕、ずっとずっとありささんを
見てました。
公開プロポーズ
少しだけ恥ずかしいけれど
四十九日が過ぎたころ
彼に伝えた
そして
5年後私たちは
結婚して
女の子を2人授かった
あの日、あなたがくれた宝物
忘れないよ
ゆう、大好きだよ
何年経っても
あれから毎日せんこうあげにいっている。
彼もきっと空の上から私を見守っていると信じて。
7/9/2024, 7:35:21 AM