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ぬるい炭酸と無口な君。

いつも無人駅のベンチで寝ている少年。
たまに起きているところを見かけるが「こんにちは」、と言っても首で返事するだけ。あまり喋ってくれないからか少し嫌なイメージががあった。
そんなある日、
今日も寝てるのか、と思ったけれどいつもと様子が違う少年が居た。
今日の気温は30度超で熱中症になるのもおかしくない。と気づいた私は急いで近くの日陰まで連れて行き、一緒に休憩した。少し時間が経った頃少年が喉が渇いたと言っていた。ここら辺は田舎で自動販売機も少し遠いところにしかない。すると少年が「家すぐそこだから連れてってくれねぇ?」と弱っている声で言ってきたので家まで連れて行った。ベッドに寝かせて冷蔵庫漁るよーと言い冷蔵庫を開けるけど、水がなくて炭酸ジュースしかなかった。すると少年がそれでいいから持ってきて、と言うのでしかたなく炭酸ジュースを持っていった。
そこで少年が一言、「ぬるっ!?」と急に大声を出す。
大声を出す少年な驚いて私は笑いこう言った。「君ってそんな大声出せるんだね笑笑」すると君はこう言った。「俺のことなんだと思ってるんすか、笑」ってね。


いいんじゃないですかこれ!?!?結構書くの向いてるかも??笑笑

8/3/2025, 4:02:54 PM