助け合いのない街と仲良しな2人
ある街に物を盗む少女が居た、その少女はお金も無く家もない、親もいなければ助けてくれる人さえ居ない、だからその少女はいつも一人だった。
少女「サ」少女は毎日のようにパン屋のパンを盗んで逃げた。
パン屋の人「あ、おい待て!泥棒!誰かアイツを捕まえてくれ!」
だが誰も少女には追いつけなかった。
少女「もぐもぐ」いつものように裏路地で盗んだパンを食べていた。
その時一人の少年に話しかけられた少女
少年「何でこんな所でパンを食べているの?」
少女「あんたには関係無いでしょどっか行って、」
だがその少年は少女と仲良くなろうとしていた
少年「良かったら僕とお友達になってよ、」
少女「話しかけないで!どっか行ってよ!」
少年はそこから毎日少女に会っては話しかけた
少年「おはよ、今日はいい天気だね、」
少女「………」
そこから少年は少女が話してくれるまで毎日少女に話しかけた。
少女に話しかけ続けてから2週間後
少年「今日は雨だね、」
少女「………なんで毎日私に話しかけてくるの…どっか行って、て言ったのに何で…」
少年「何でってお友達になりたいからだよ」
少年「………!」
少女はその少年の発言にびっくりしていた、そして少女は言った
少女「こんな、私でも良いなら…」
少年「やった…」
そこから少女達はは楽しく毎日を過ごした。
雨の日も寒い日も暑い日も2人は一緒に居た。
2人はこんな街で助け合って生活していた。
この街は助け合う事は無意味な事とされ街の人々はそれを信じ助け合わなかった。
だが2人は助け合っていた。
友情がそれを必要な事だと教えたからだ。
そこから十数年2人は大人になり別々で暮らした。
一人になっても助け合いの心を持ち生活していた。
街の人はそれを無為にだと言ったが少女はその心を捨てなかった…捨てないどころか街の人に助け合いの大事さを教え、街はしだいに、助け合いと友情で溢れる街となった
6/12/2024, 5:38:49 AM