君はきっと知らない、ふたつ揃えたネックレス、項に通したそれが、わたしにとって鎖骨と心臓の間でゆらりと揺らめいたそれが、身が潰れるほどに嬉しいものだってことやけに色づいた君が、その金属のきれいに擦れる音を忘れるのも、もうすぐなんだろう
1/31/2023, 9:38:23 AM