green hand -未熟者-

Open App

とある日の夜 私は『彼に』 「こんばんは 」と 一通の

LINEを送信した。

忙しいのだろうか中々既読にならない 私は

連絡の来ない携帯をベッドに置いてお風呂に行った。

あの後何時間か過ぎてもうそろそろ日付が変わる時間だ

『彼』から 連絡が来ていた。 こんばんは と書かれた

可愛らしいスタンプ たった一つだけ。 明日の学校 楽しみ

だね と 私は送信した。 中々寝れずTwitter (現X) を見て

いたら『彼』が浮上していた。 連絡を返さずそっちには

浮上しているのかと 私は少し寂しく思って今日は寝て

しまおうと思って無理矢理瞼を閉じて眠りについた。

朝 起床した後『彼』からは連絡が来ていた

「今日のお昼 友達と食べるからごめん」 と 私はそれに

「了解!」 と 返して 既読スルーで終わった。 学校でも

『彼』は 私と必要最低限の会話しかせず友達と一緒に

居た。小さな胸の苦しみがあって 私は 学校を早退した

そうして『彼』のLINEに 「今日はごめん…体調が優れ

なくて早退しちゃった… 」と送信した。 10分後に『彼』

から 「え!?大丈夫!? 今学校終わったからお見舞い

行くね! 」と 私はそれだけで嬉しかった その後『彼』が

来た。 他愛無い会話をして良い感じになった時 私は

言った 「昨日 すれ違っていて…寂しかった、お昼も…」

と 伝えたら『彼』が 私を思いっきり抱き締めて

「ごめん… ○○ 前回体調凄く悪かった時あっただろ?

その時にはどうしたら良いかネットの記事だけじゃ

不安で友達に聞いてたんだ 不安にさせて ごめん 」

私はその言葉だけで

胸の苦しみが消えた。

10/19/2024, 1:15:56 PM