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ある夏の日だった
そこには溢れんばかりの向日葵と映える君がいた
穏やかな風に踊らされ、気まぐれにお天道様の笑顔をちらつかせる真っ白なレースのカーテンと同じくらい、君は美しかった
「ちゃんと、綺麗に撮ってよね」
いたずらっぽく微笑んだ君は僕にとって毒だ。
どこまでも続く青い空と、向日葵を後ろに君を、僕の命より大事なカメラに映し出した。

10/23/2022, 2:11:05 PM