NoName,

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I'll write it later.
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「よくいじめに耐え抜いて今日の日を迎えた。君を誇らしく思う。君も誇りに思いなさい。卒業おめ…ぐはっ。」
卒業式当日の朝、担任が俺に言った言葉を最後まできかずに、僕は担任を殴っていた。卒業式にもちゃんと出席したかったが仕方ない。

地方の有力者の息子一派に僕は標的にされていた。
親である有力者に逆鱗に触れたら、教員などすぐ離島に飛ばされる。そう言う力関係が未だにあることはこの地方の子供でも知らない人はいない。
だからといって。

「えぇ、どんなに先生に助けを求めても僕を助けてくれなかったおかげで、僕は強くなりました。我が師の恩ですね。感謝しますよ。問題にしたければどうぞ?そしたら僕も出るとこ出ますけどね。証拠は揃えてあるんで。」
地面に這いつくばって呆気にとられている、事なかれ主義のオッサンにそう吐き捨てると、胸につけられた花をむしり取り、僕は学校を後にした。
教師を殴ったなんて知ったら、父さん母さんには怒られるかな?悲しむかな?

僕は僕を誇りに思う。


お題「誇らしさ」

8/16/2024, 10:06:33 PM