〜耳を澄ますと〜
??『ンンンンッ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!』
(耳をすませばでしょーが!)
荼毘
『あっ、また始まりましたね…』
荼毘と、死柄木弔が、夕方に
若い男性を連れて来たのだ。
そして、荼毘は、青い着物を着た若い男性を睨んで
イスの拘束を解いたのだ。
『んんん、うるせーな』
ビリッ
『痛い!てっ!ここ何処何ですか⁉︎見かけない人が
いっぱいだし!モノが浮いているし!』
『あ?』
水色頭の男が酒を飲んで[耳をすませば]を
視聴している。
ワーワーと叫んでいる人は、志村新八だ。
『顔が見えない!あなた手形を取って下さいよ!』
志村新八が廃墟化されたバーカウンターで
咄嗟に、水色頭の男を顔の手形をとったのだ。
『……………』
アトピーなのか、顔が荒れて唇も
カサカサしている水色頭の男は、ビックリした表情で、
志村新八は驚きながらお互いの顔を見ている。
水色頭の男は、その後、黙って怒っている。
そして、志村新八も無言で怒っていた。
『あなた…誰?』
『…フッ…志村がつく人を探していたんだ〜』
『ハッ?』
『名札みたいなモノが見えたから』
チャラ男みたいな発言をしている水色男
そして、どんどんと僕に近づいて来る。
『オレは、死柄木弔』
『志村…新八です…』
死柄木弔という男性の顔の表情が怖く感じた僕は、
作り笑顔で
『どうもー、よろしくお願いします』
と、簡単な挨拶を済ませた
『志村…懐かしい名だなぁ』
『へ?』
死柄木弔の幼少期の名前が[志村転孤]だったらしい
僕には、死柄木のこと、まだ分からない状態だけど
彼のことを知ろうと思った。
『あの…』
『グフゥ…』
聞き慣れないイビキ声の主は、荼毘だった
荼毘は作りイビキ声を出して寝たフリをしたのだ
続きを後でします
5/4/2024, 12:15:07 PM