けんじろう

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​人間とは、
被害者であり、加害者。
誰もがその鎖に繋がれた、
悲しき存在。
​原罪という名の、古き神話。
神に背きし、遠い祖先の記憶。
その痛みは、血と魂に深く刻まれ、
ミトコンドリアの螺旋が語る、
ただ一人の母から受け継がれた、
苦しみの連鎖。

純粋な善意が、なぜか闇を呼び、
ハッピーという名の道具が、
無残な悲劇を生む。
誰もが被害者であり、加害者である世界で、
純粋さは無力だった。
​不幸は、
「あるべき姿」との歪み。
幸福は、
その歪みを受け入れた、静かなる心。
善と悪、存在と現象。
私たちは、
その問いの答えを探し続け、
終わりのない旅を続ける。
​この世界は、
誰か一人のせいじゃない。
何かが悪いわけでもない。
ただ、すべては繋がっている。
憎しみは憎しみを生み、
悲しみは悲しみを生む。
その負の連鎖を断ち切るには、
物語という名の光が必要だ。
​私たちは、
自らの物語を紡ぎ、
互いの心に耳を傾けることで、
この苦しみのサイクルを、
いつか終わらせることができるのかもしれない。
​そして、その光の中で、
被害者でも加害者でもない、
ただの「人間」として、
私たちは生きていくのだろう。

9/12/2025, 6:28:59 AM