「夏の気配」 #47私と同じ日に変えた夏の制服毛先だけ切られたストレートヘアいつもよりも少しだけ火照りやすい頬あなたの変化が私に夏を知らせる。夏が苦手だった。なんとなく、何もない感じがするから。思い出が、触れたら消えてしまいそうだったから。でも、もう怖くない。日々のあなたの変化が私の思い出になるから。いつも気にかけてるのだから、思い出が消える前にまた新しい思い出ができるだろう。いつも、あなたが近くにいるから、怖くない。
6/28/2025, 1:20:53 PM