「部屋の片隅で」ため息のような息を吐き、壁に持たれながら眺めた朱い空は今日の終わりを告げるとともに夜を連れてくる。なし崩しの様に生きてきた今日は誰に褒められることもなく、私自身も満足せず、あゝ、今日が終わったと。もはや時間の経過にすぎない。たまにはお酒でも飲もうか。どうせ起こすこともない言葉を吐いては管を巻く、そんなただの一日。
12/7/2023, 3:38:33 PM