さよなら。
その言葉は、別れの合図であり、そして、変わる合図なのだ。
またね。なんかじゃ終わらない。
もうきっと、会う事もない。たまに振り返って、ああもう戻れないなと懐かしくなるだけなのだ。
さよならを言うのは悲しい。私は変化を求めるのに、変わることはいつだって酷く怖い。
さよなら。そっと呟いてみる。悲しくて、楽しみで、不思議で、戻りたくて、懐かしい。この言葉を口にした時、何故か今までのことを何もかも愛しく思う。
悲しいけれど、愛しいのだ。
さよならを言う前は、いつだって笑顔でありたい。
さよならの前に、好きだったなあと思う私でありたい。
8/21/2024, 4:39:19 AM