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初めて私達人類の住むこの地球が
億千万の星々の内の一つでしかないと知った時
幼心ながらに絶望したのを憶えている
現在の私を苦しめる問題やささやかな幸せ 
この大きな地球に住む人々の生活
それらを乗せて回り続けるこの地球
そのすべては特別なものではなくて
当たり前のようにいつか滅びる儚いものなのだと
それから時は経ち私は少しおとなになっていた
プラネタリウムで隣の席
星たちの物語を楽しげに聴くきみを見ていると
昔の自分が思い出された
あの時溢れた星は私を苦しめたけれど
この空に浮かぶたくさんの星たちのように
今きみの笑顔が溢れていた

3/16/2024, 9:24:37 AM